Bebop2用バッテリーのバランス調整(純正充電器での赤点滅解消方法)
Bebop2用のバッテリーは、3セルのLipoバッテリーです。
多セルのLipoバッテリーということで、各セル間で電圧のバランスが崩れていないか、以前から気になっていました。
また、純正の充電器が、きちんとバランス充電しているのかも気になっていました。
バッテリーのバランスが崩れていると、バッテリーの劣化を早めることにもつながりますので、今回は、バッテリーのバランスを確認したいと思います。
【問題点】
バランスを確認するためには、バッテリーをバッテリーチェッカーに接続する必要があります。
しかし、Bebop2用のバッテリーは、接続端子が専用設計になっており、そのままでは一般的なバッテリーチェッカーと接続することができません。
そのため、バッテリーチェッカーと接続する方法を考える必要があります。
[バッテリー接続端子の写真]
【購入したもの】
・バッテリーチェッカー
ラジコン用のLipoバッテリーチェッカーであれば、何でも大丈夫だと思います。
私は、バッテリーチェッカーを持っていなかったので、上記リンク先のものを購入しました。(今は在庫切れになっているようです・・・)
たしか、1600円ぐらいだったと思います。
[バッテリーチェッカーの写真]
・充電器
上記リンク先のサードパーティーのBebop2用充電器を購入しました。
後で詳しく書きますが、この充電器に付属する、充電器とバッテリーを接続するためのケーブルが必要になります。
[付属ケーブルの写真]
【購入の理由】
BTGの充電器には、充電器とBebop2用のバッテリーを接続するためのケーブルが付属しています。
ネットでこのケーブルを見た時、これはいけそうだ、と思いました。そうです、バッテリーチェッカーと接続できそうに見えたのです。
そして、ただの勘だけで、何の確証もないままBTGの充電器を購入しました。
【結果】
届いたBTGの充電器のケーブルを確認してみると、やはりバッテリーチェッカーの接続端子に接続できそうでした。
結果、物理的には、問題なく接続できました。
最初は、充電器用ケーブルの黒い線がマイナスだと思い、黒い線のほうをバッテリーチェッカーのマイナス側に接続してみたのですが、動作しませんでした。
やはりダメだったかと、半分諦めかけましたが、ダメもとで逆に挿してみました。
すると、バッテリーチェッカーの液晶画面が表示されました!
試してみたところ、セルごとのバランス測定や調整も問題なく機能しました。
ということで、BTGの充電器(正確には充電器に付属するケーブル)があれば、バッテリーチェッカーが使えることがわかりました。
[バッテリーチェッカーと充電器付属ケーブルの接続写真]
ちなみに、手持ちのバッテリーのバランスを確認してみましたが、セル間のバランスは、あまりズレていませんでした。(最大でも0.08Vぐらいでした)
ですので、純正の充電器は、きちんとバランス充電していることも分かりました。
ただ、純正の充電器で、よく赤点滅になって途中で充電が止まってしまうバッテリーがあるのですが、バランス調整すると赤点滅にならなくなりました。
このことから、純正の充電器は、バッテリーの状態をかなり厳密に測定していると思われます。
以上、「Bebop2用バッテリーのバランス調整」でした。